ESTHETIC DENTISTRY審美歯科
審美歯科とは ~見た目も重視しながら治療する審美歯科~

審美歯科ではセラミックなどの素材を使い、本来の白い歯にそっくりな詰めもの・被せものを作ります。銀歯などがあると「恥ずかしくて口をうまく開けられない」「人前で笑えない」と気にされる方がいらっしゃいますが、審美歯科で詰めもの・被せものを作り替えればもう治療跡が目立つことはありません。もちろん、新規の治療で審美歯科を利用することも可能です。
セラミックなら金属アレルギーの心配なし!

歯科治療で取り付けられた銀歯などの金属は、唾液によって溶かされて全身に巡り、金属アレルギーの原因になることがあります。金属アレルギーの症状は、頭痛や肩こり、全身のかゆみなどさまざまです。数年経ってから症状が出るケースもあるため、「自分が金属アレルギーになっている」とさえ気付けないケースがほとんどです。 審美歯科で主に用いられるセラミックは、「非金属(メタルフリー)」の素材。だから金属アレルギーの心配がありません。セラミックは見た目だけでなく健康上の面でもオススメできる素材なのです。
歯科治療における主な金属
アマルガム
水銀と他の金属の合金をアマルガムと言います。歯科では、銀とスズの合金に銅や亜鉛を添加し、水銀で練ったものを使っていました。1980年代まではごく一般に使われていましたが、現在は使われていません。金属アレルギーを起こしている疑いがある場合、セラミックなどのメタルフリーで置き換えます。
パラジウム合金
保険でもっともよく使われている、いわゆる「銀歯」の素材です。安価ですが劣化しやすく、虫歯の再発を起こしやすいなど、金属アレルギー以外の問題もはらんでいます。金属アレルギーを起こしている疑いがある場合、セラミックなどのメタルフリー素材で置き換えます。
コバルトクロム合金
コバルトとクロムを主成分とする合金です。部分入れ歯の金属部分で多用されています。金属アレルギーを起こしている疑いがある場合、メタルフリーの入れ歯と取り替えます。メタルフリーの入れ歯は医院によっては作れない場合があるので、要確認です。
セラミック素材の一覧表
素材名 | 概要 |
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オールセラミック ![]() |
すべて歯科用のセラミックで作られた素材です。歯の色に近い自然な白さにできます。 |
ハイブリッドセラミック ![]() |
セラミックと歯科用プラスチックを混合させた素材で、柔軟性がある反面、変色しや |
ジルコニア ![]() |
ダイヤモンドに近い硬さと強度を持つ、最高品質の歯科用セラミックです。 |
メタルボンド ![]() |
中心部に金属を使うことで強度を上げ、奥歯に使いやすくした素材です。 |