お口のおはなし 第17話
ハブラシには、大きさ、かたさ、毛の形、色々な種類があります。
それぞれのお口に合ったハブラシを見つけましょう!
基本的なポイントとして、
①使用する目的
②自分に合ったヘッドの大きさ
③歯ぐきの状態に合った毛の硬さ
お口の状態、歯ぐきの状態により、歯ブラシの大きさや毛の硬さを選びましょう!
歯ブラシによって、「奥歯が磨きやすい」
「歯周ポケットが磨きやすい」などがあるので目的に合わせて選びましょう!
「歯周病のケアをしたい」
歯周病予防には、歯と歯ぐきの境目をキレイにすることが大切です。そのため、「歯周病が気になる」方は、毛先に向かって細くなるような加工がされた毛、なかでも「超極細毛」なら、歯と歯ぐきの境目に無理なく入り、効果的に汚れを除去できます。
「奥歯を磨きたい」
奥歯はハブラシが届きにくいため、むし歯や歯周病になりやすい歯でもあります。奥歯をケアしたい場合には、奥歯の奥にまで届きやすい、ヘッドがコンパクトなハブラシが適しています。
ヘッドが小さいだけでなく、口に入る部分の体積全体が小さいことが重要なので、ヘッドが薄く、ネックも細いハブラシがオススメです。また、タフトブラシも使用すると効果的です。
「奥ぐきをケアしたい」
歯ぐきをマッサージしたい場合には、
歯ぐきの健康のためには、歯みがきの際に「歯ぐきもマッサージ」すること。
マッサージには、歯ぐきにフィットするように、やわらかくて弾力のある毛のハブラシが適しています。
「歯と歯の間が気になる」
「歯と歯の間のみがき残しが気になる」人は、歯と歯の間にフィットする、山切りカットのハブラシやフロスや歯間ブラシも併用しましよう。
歯ぐきの状態に合わせた毛の硬さの選び方
1. ふつう
歯ぐきの状態が健康ならば「ふつう」の毛のかたさがおすすめです。
2. やわらかめ
歯肉炎などで歯ぐきから出血しやすい場合は、「やわらかめ」のハブラシを選び、ていねいにブラッシングしてください。歯ぐきの出血などが改善したら「ふつう」のかたさのハブラシにかえていきましょう。
3. かため
「かため」のハブラシは、汚れを落とす力は高いですが、歯ぐきを傷めないように注意してみがいてください。
歯ブラシでは取りきれない汚れは、定期的なクリーニングで綺麗にしましょう!
ユナイトみよし歯科では、使用してる歯ブラシを見せていただき、ご指導いたします。
歯ブラシは、基本的に1ヶ月で交換しましょう。
毛が傷むと歯肉を傷つけたり、効果的なブラッシングもできず、衛生面でも不衛生になるので気をつけましょう。
ユナイトみよし歯科
歯科衛生士 m.k