まもなく11月を迎えます。
今年は例年に比べ10月でも暖かい日が多いですが、その分気温差に体調を崩しやすいかと思います。
忙しくなってくる年末に向けて、しっかりと体調管理をしていきましょう。
今回のお口のお話しは、 歯周病は「歯の病気じゃない」ってホント?・初めてユナイトみよし歯科にいらっしゃる方へです。
ぜひ参考にしてくださいね。
むし歯は「歯の病気」です。糖をエサにしてむし歯菌が出す酸で歯が溶ける病気です。むし歯菌が少しでもいればむし歯になるかというと、そういうわけではありません。私達の身体、とくに唾液には、酸を処理する能力(緩衝能)や歯の脱灰(溶けること)を元に戻す能力(再石灰化能)があります。また、飲食を見直してむし歯菌のエサを減らしたり、ブラッシングでむし歯菌を減らすこともできます。ただ、糖を頻繁に取りすぎたりブラッシングが不十分だったり、唾液の力が弱くなると、その防御を越えて歯に穴があいてしまいます。
では歯周病はどうでしょう?
歯周病は「歯の病気」ではなく、「歯の周りの病気」なのです。鏡で歯の周りを見てみましょう。歯は歯ぐきに取り囲まれています。歯周病は「歯ぐきの病気」だと思ったあなた。おしい!半分正解です。じつは歯の周りには、歯ぐき以外にとっても重要な組織があって、それが歯を支えているのです。
まずは骨(歯槽骨)。骨が歯をしっかり支えているおかげで、硬いものでもしっかり噛むことができます。ただ、骨は歯と直接くっついているわけではなく、歯の根の表面をコーティングしているセメント質と歯根膜という繊維性組織を介して付着しています。
歯を支えている組織には、骨、セメント質、歯根膜の3つがあって、それに歯ぐきを加えた4つの組織を歯周組織と呼んでいます。
歯周病は「歯の周りの病気」であり、「歯周組織の病気」です。歯ぐきも歯にくっついていますが少し隙間があって、そこにすみ着く細菌(歯周病菌)が原因で起こるのが歯周病です。
むし歯では歯が溶けますが、歯周病では骨が溶けます。たとえむし歯のないきれいな歯でも歯周病が進むと、噛めなくなってしまいます。
定期的な歯のメインテナンスをして、歯周病菌を減らしましょう!
歯科衛生士 H.K
ユナイトみよし歯科では『説明』をとても大事にしております。
まず1番最初の来院時には何かしら困っていることや悩みがあって来ていることがほとんどだと思いますので、そういったお話を伺わせていただくお時間を設けています。
その中には、過去の歯医者さんでトラウマになっていることや、今の体の状況を考え、不安なことなど、どんな小さいことでも構いませんので、自分の気持ちを吐き出していただけたらと思います。
歯医者さんはすごく好きで得意と言う方はいません。
治療中はライトが眩しいことや水が飛んでしまう可能性があるため、同意が得られる方には目元にタオルをかけさせていただいております。
そういった観点からでも視界が一時的に覆われてしまうので、すごく恐怖感が増してしまうと言う方も中にはいらっしゃいます。
当院はすべて説明をし、患者様に選んでいただくような環境にしております。
目元のタオル1つでも恐怖感が強くなってしまう方は、遠慮なくカウンセラーにお声掛けください。
また初めて来ていただくときには、できるだけお口の中の情報をしっかりと記録していきたいです。
患者様にもご理解を得て治療を進めていくために、お口の中全体的なレントゲン写真や説明がしやすいようなカラーのお口の中の写真など何枚か撮影させていただき、そこから治療のプランを一緒に立てていく形になります。
お口の中だけのレントゲンになるので、放射線の量はごくわずかとは言われておりますが、不安になるようなことがあれば、こちらもすぐにカウンセラーにお伝え下さい。
基本的にはどんな治療を行うにしても、その都度ご説明をし、患者様ご自身で治療を受けるのか、経過観察で見ていくのか、考え決めていただくようにしております。
虫歯1つとっても『治らないからすぐに治療したい』と考える方もいれば、『痛みがないから痛くなってから治療をしたい』とおっしゃる方もいらっしゃいます。
ご自身のお口の状態なので、自分で使っていく中で、治療のタイミングを決めていただければいいと思っております。
どんな状況であっても、先生やカウンセラーからしっかりとご説明をして進めていきますので、リラックスした状態でお越しいただければと思います。
TC.DA M.H
小児歯科・予防歯科
インプラント治療
セラミック治療 幅広く対応
入間郡三芳町 ユナイトみよし歯科