9月もあと数日で終わり、今年も残すところ3か月となります。
気温差の激しい時期ですので、体調管理には十分お気をつけ下さい。
今回のお口のお話しは、来て下さい! 妊婦歯科検診・お口の機能もみてもらう!子どもの定期検診です。
ぜひ参考にしてくださいね。
妊娠中は体の変化や食生活の変化から、お口の中のトラブルが起きやすい時期です。
しかもつわりで歯磨きが思うようにできない事も…。
そんな時期だからこそ、お口の状態を専門家に見てもらえると安心しますよね。
1女性ホルモンの分泌の増加に
より、歯周病菌が増殖しやすくなります。
また、唾液が酸性に傾きます。
唾液の再石灰化を促す力が弱まり、お口の中を綺麗にする自浄作用も低下します。
2生活習慣の変化
つわりで歯磨きがしにくくなったり、飲食物の好みが変わったり、食事や間食の回数が増えます。
これらの変化で現れる症状…
・虫歯になりやすくなる
・歯や歯茎が敏感になる
・熱いもの、冷たいものがしみやすくなる
・口臭が強くなる
・プラーク(細菌の塊)が溜まりやすくなる
・歯茎の炎症や出血が起こりやすくなる
・歯茎が腫れやすくなる
妊娠によってお口の中にも影響が現れます。
妊娠中はお口の健康管理も重要とされ、歯科検診が推奨されるようになりました。
自治体にもよりますが、母子手帳を交付された時に、歯科検診の受診票も渡されることがありま
す。
各自治体が任意で行っている歯科検診です。
ある自治体では、妊娠中から出産後1年未満の間に、1〜3回受診できる所もあります。
基本的に料金は無料〜少額負担です。
自治体や歯科医院によって異なりますので予約の際、確認しましょう。
※受診の際にはお持ち下さい
1母子手帳
2保険証
3お薬手帳(薬を服用されている方)
4妊婦歯科検診の受診票(お持ちの方)
・全体の検診
虫歯の有無や、歯石の付着の程度、歯周炎の有無などを確認します。
歯周ポケットの検査をしている歯科医院もあります。
・歯磨きや食生活についての助言
お話を聞いてのアドバイス
※この際、基本的に治療は行いません。
精密な検査や治療は、その後必要に応じての受診になります。
定期的な歯科検診を受けていなかった方は、妊娠をきっかけに
『かかりつけ歯科』を見つけるチャンスになります!
ぜひ、受診を!
歯科助手・TC Y.O.
歯医者さんは子どもをむし歯にさせないために通う場所と思っている親御さんも、多いかもしれませんね。ですがいまの歯医者さんは違います。小さいころから定期的に歯科を受診することは、むし歯予防になるだけでなく、たくさんのいいことがあるんです!
まず、子供のころからの定期的な歯科受診にはさまざまなメリットがあります。
①お子さんが“歯医者さん好き”になる!
②お子さんが歯みがき上手になる!
③仕上げみがきがラクになる!
④永久歯が少なくないか多くないかをみてもらえる!
⑤歯の生えかわりがうまくいっているかをみてもらえる!
⑥お口の機能の育ち具合をみてもらえる!
⑦お口の機能の育ちをよくする方法を教えてもらえる!
⑧お子さんの成長に合わせて、その都度気をつけたいことを教えてもらえる!
⑨お子さんのお口の関心が高まる!
などなどたくさんの良いことがあるのです。
今回はお口の機能について少し説明していきます。
「食べる」「飲みこむ」「話す」「呼吸を助ける(お口を閉じる)」などのお口の機能は、子供のころからだんだんと身につき育っていくものです。しかし近年からだの発育には問題がないのに、お口の育ちが遅れているお子さんが増えてきてます。これは「うまく食べられない」「食べるのに時間がかかる」など、育児の悩みにつながっていることもあります。
歯医者さんでは、お口の育ちがゆっくりなところに気づいてもらえるだけでなく、お口の機能を育てるにはどうしたらよいかを指導してもらえます。
病気になったときにいくお医者さんとは異なり、健康なときからさまざまにお役に立てるのが「かかりつけの歯医者さん」です。
むし歯予防だけでなく、お子さんの良好な歯並びやお口の機能を育むため、ぜひ通い続けていただければと思います。
歯科衛生士 H.I
小児歯科・予防歯科
インプラント治療
セラミック治療 幅広く対応
入間郡三芳町 ユナイトみよし歯科