TEL:049-274-5418

診療時間 9:00~18:00

  お口のおはなし 第109話 ハート舌とは?

お知らせ

お口のおはなし 第109話 ハート舌とは?

お口のおはなし

 

ちょっとかわいい名前ですがハート舌(舌小帯短縮症)とは、舌小帯という舌の裏側から下あごにかけてつながっているヒダが他の人よりも短い状態の事で、舌をベーっと前に突き出した際に舌の形がハート型になることからハート舌とも呼ばれています。
実はハート舌というのは、口呼吸になる原因となる非常に大きな問題でもあるのです。
.
『ハート舌』だと、どういうことが起きるの?
.
本来上に持ち上げられるはずの舌をうまく持ち上げることができず、低位舌になります。また、舌を動かしたり鍛えたりする事が難しくなる為、口呼吸につながってしまいます。
乳児期には母乳をうまく飲む事ができなかったり、3〜4歳頃になった時に舌を上あごに付ける発音が難しくなったり、舌がもつれやすくなり、発音に問題が生じてしまう場合もあります。
このように、ハート舌は、お口の発達を妨げる大きな原因となるものです。
厚生労働省による口腔機能発達不全症のガイドラインでは、哺乳障害を起こすほどのハート舌の場合は、舌小帯の切除が必要となります。
舌小帯は、若いうちほどトレーニングで伸ばすことも可能なので舌をよく動かしてトレーニングしてみましょう!
.
.
入間郡三芳町  ユナイトみよし歯科

歯科衛生士   M.K

PAGE TOP