みなさんは普段、水分補給をする時なにを飲んでいますか?
コンビニやスーパー、自動販売機などで手軽に買える清涼飲料水。いろんな味があり、好みの物を見つけるとつい飲んでみたくなりますよね?普段の水分補給として飲まれている方も多いのではないでしょうか。
しかし、炭酸飲料や缶コーヒーなど、清涼飲料水には驚くほどの糖分が入っており、飲み方には注意が必要です。
どの飲み物にどれくらいの砂糖が入っているのか詳しく見ていきましょう。
みんなが知ってる身近な飲み物に何個分の角砂糖が入っているのか…ランキング形式でご紹介!
桃のフレーバーがいい香りで美味しいですよね?
実は角砂糖8個分も砂糖が入っているのです!
見た目も水で罪悪感なく、ごくごく飲んでしまったりしていませんか?
思っていたより沢山入っていて、びっくりです
飲み過ぎには気をつけたいですね…
スポーツをした時、風邪などで体調を崩した時の水分補給として飲まれる方もいらっしゃいますよね?
一見体によさそうなスポーツドリンクですが、見かけによらず多くの糖分が含まれています。
激しいスポーツや汗をかいた後には効率よく水分補給ができますが、糖分も多く摂取しているので飲み方や量には注意が必要です。
「え?うちの子、なっちゃんよく飲んでるよ」
「カフェオレ好きなのに〜」と、思った方いませんか?
まさか12個分も入っているとは…
他にも、190mlの一般的な甘い缶コーヒーでは角砂糖およそ3個分、微糖タイプの缶コーヒーでもおよそ1個分の角砂糖に相当する糖分が使われています。缶コーヒー1本あたりの量は少ないものの、1日に何本も缶コーヒーを飲む方は注意しましょう。
サイダーやコーラ、フルーツテイストの炭酸飲料には500mlのペットボトルで角砂糖10個以上の糖分が含まれています。
炭酸は苦みを感じるため、それを補うために多くの砂糖が使われているそうです。
スッキリしたいときに飲みたくなる炭酸ですが、ほどほどにしたいですね
炭酸飲料ついでに豆知識も
「炭酸飲料は歯が溶ける!!」と聞いたことはないですか?
添加物のクエン酸や酸味料を取りすぎることによって歯の表面が溶けてしまうためです。これを酸蝕症といいます。これはまた虫歯とは別のものになりますが、どちらにしても歯にはあまり良い飲み物ではないようですね。
CM効果もあり夏になると飲みたくなるカルピス。乳酸菌効果で身体にも良さそうなイメージがありますよね?
でも、500mlのペットボトル1本飲んだら18個も角砂糖を食べていることになるんです。
18個も角砂糖食べられますか?…無理ですよね?
ランキング以外の飲み物でも身体に良さそうな果汁100%ジュース。
こちらも12〜15個分相当の角砂糖が含まれているそうです。
果物をしぼったそのままのものではなく、濃縮した果汁を薄めて100%にしている濃縮還元ジュースがありますが、濃縮還元の場合、風味や甘味を増すため砂糖が使われていることがあります。また、果汁には果糖も含まれるので、100%ジュースも糖分の摂り過ぎに注意する必要があります。
野菜が苦手な方や野菜不足解消のために、野菜ジュースを飲まれているかもしれませんが、結局これもジュースなのであまり良くありません。
このように清涼飲料水には多くの糖分が含まれていることをぜひ覚えておいてください。
虫歯は虫歯菌が糖分を利用して酸をつくり出すことによってできます。
砂糖の入った飲み物を飲んでそのままにするのは、お口の中が虫歯菌にとっては最高の環境になってしまいます。
甘い物を飲む時は、食後やおやつと一緒に摂取するなどタイミングを決め、飲食した後は歯を磨くのが一番のおすすめですが、外出先などでは難しいこともありますよね?
そんな時は、お口を水でゆすぐか、甘い物の後にお水や砂糖の入っていないお茶を口にするだけでも違いはあります。
むし歯や肥満を防止することを考えると水分補給には、お水か砂糖の入っていないお茶が理想的ですが、どうしてもの時には試してみてください。
ユナイトみよし歯科 歯科助手 Y.T