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  お口のおはなし 第70話   口腔育成⑨お口の機能を育てていきませんか?

お知らせ

お口のおはなし 第70話 口腔育成⑨お口の機能を育てていきませんか?

お口のおはなし

発育の飛び越え禁止!?

以前にもお伝えしましたが、

発達には順番があり、

ひとつ前の発達は、次の発達の為の準備、

練習ですので、

発達の飛び越えになるようなことは避けましょう。

自分で寝返りをさせ、

自分で立たせるようにしましょう。

首がすわる  自座位

首がすわるようになると、

「あー」「うー」など喃語を話し始めます。

そして仰向けでお腹側を動かし、

寝返りができるようになります。

うつ伏せで首の筋肉アップをして、

ハイハイの準備段階です。

少しずつうつ伏せ時間が長くなると良いのですが、

絶対に目を離さないように気をつけてください。

うつ伏せができるようになると、

背中側を動かし始め、

お腹側と背中側の筋力の両方が整った時に

自分で座れるようになります。

 

ハイハイをすると視力も良くなる?!

うつ伏せ、ハイハイの期間が短く、

すぐに立つようになった子は、

お口ポカンや口呼吸をしやすく、

近視になりやすいと考えられています!

たっぷりハイハイした子は、

口をしっかり閉じ鼻呼吸しやすくなります。

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写真を見てみましょう。

下から仰ぎ見た方が、

物の立体感があり多くの情報が

目から入ってきます。

上から見下ろした方を見てみましょう。

先程の仰ぎ見る方より立体感が少なくなります。

また、仰ぎ見る行為は

目を上に向ける筋力も使うため、

視力低下の予防となります。

さらに、「見下ろす」ということは

首が肩より前に出ることとなるため

姿勢が悪くなり、

口もポカンと開きやすくなってしまいます。

ハイハイの期間をたっぷり取ることで

以下の良い事が得られます。

  • 鼻呼吸ができる
  • 視力低下の予防
  • 姿勢の維持
  • 歯並びが良くなる
  • 虫歯・歯周病にかかりにくくなる

他にも、鼻で深く呼吸することができることで、

脳に十分な酸素が行き渡るため

脳の発達も十分となります。

ハイハイが少ない場合は、

四つ這いの姿勢を取らせるようにしてみましょう。

オムツを交換する時や、

歯磨きの仕上げ磨きの時など、

自分で寝返りをさせて自分で立たせることで

四つ這いの姿勢が取ることができます。

歯固めとは?!

歯が生え始める前 赤ちゃんは

口の中がむず痒いような感覚になり

タオルやおもちゃなどをくわえ始めます。

歯固めの期間では、

タオルやおもちゃの代わりになる

繊維の多い噛み切れない野菜などで

捕食の練習をしましょう。

成長の過程は口腔育成や虫歯予防にも

大きく関わりを持っています。

焦らずに子供にあわせて行っていきましょう!

 

ユナイトみよし歯科

歯科衛生士Y.S

 

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