赤ちゃんの呼吸
ヒトは1日に2万回以上呼吸をしており、
新生児では大人の約3倍の回数の呼吸をしています。
呼吸は最も重要な生命活動です。
お口ポカンが始まるのは、新生児の頃からです。
間違った抱っこの方法で、
お口がぽかんと開いてしまいます。
正しい抱っこの仕方とは「口が閉じる姿勢」です!
赤ちゃんは自分で姿勢が作れません。
首が座る前から、抱っこの仕方、
寝る姿勢によって口が開きます。
【お口ポカンの何がいけないの?】
睡眠時無呼吸症候群の原因になる etc…
赤ちゃんの抱っこの仕方
呼吸のところでもお伝えしましたが、
正しい抱っこの仕方とは、
「口が閉じる姿勢」です。
抱っこ紐は正しく使えていますか?
赤ちゃんのおでこにキスをする高さで
抱っこ紐を調整してみて下さい。
赤ちゃんの頭が後ろに下がっていては
正しく使えていない状態です。
抱っこ紐のフードで頭を支えるかどうか?
ではありません。
ただ丸く抱っこすれば良いというわけではなく、
抱っこにおけるM字姿勢をどう作るかが大事
になってきます。
太もも裏が保護者の体と設置していると良いです🙆♀️
そうすることで、口が閉じる姿勢での抱っこがで
き、お口ポカンの予防になり、
風邪の引きにくい子になります。
哺乳もお口を育てる大切な役割です。
飲む時の姿勢ですが、
赤ちゃんは自分で姿勢を保つことができないので、
まずは保護者が両足を接地し、姿勢を正し、
新生児・乳児が飲みやすい姿勢で支えてあげる
必要があります。
最近、多くなっているようですが
ベッドなどに寝転がさせながら哺乳をさせると
どうなるでしょうか?
これは口と胃が一直線上になるような姿勢となり、
浅のみ(乳首飲み)となり、
くわえにくく飲みにくい姿勢になってしまいます。
成人の我々が仰向けに寝そべりながら、
水を飲むのは苦しいですよね。
赤ちゃんも同じということです。
正しい哺乳のさせ方とは、
「も」の字の姿勢で赤ちゃんが口を開けて、
吸い付きやすく飲み込みやすい姿勢で
哺乳をすると深のみしやすくなります。
正しい姿勢での抱っこ、哺乳によって、
上あごが鍛えられ、お口ポカン(口呼吸)の予防
で風邪の引きにくくなり、
また歯並びが良くなります。
ユナイトみよし歯科
歯科衛生士 Y.S