マウスピースは歯ぎしりから歯を守る方法のひとつです。日中や夜間、無意識下でも起こる歯ぎしりや噛みしめは自覚のない方も多いです。マウスピースを使用することで防げることがたくさんあります。
・歯がすり減る… 神経に近くなってしまったり、かみ合わせが低くなる
・歯にヒビが入る…小さなヒビが入り、そこからむし歯になることも
・歯が揺れる…歯周病で弱っている歯は、動揺が大きくなり抜歯を検討しなくてはいけなくなるかもしれません
・歯が欠ける、割れる
・顎関節症
◎ハードタイプ
歯ぎしりが激しい方、顎関節症の負担を少なくしたい場合
◎ソフトタイプ
ハードタイプに慣れない方におすすめ
変形を防ぐため、水かぬるま湯で洗いましょう。マウスピース洗浄剤を用いて指でこすりながら洗ったり、ブラシで優しく洗ってください。研磨剤入りの歯磨き粉はマウスピースの表面に傷がたくさんついてしまいます。目に見えないような小さな傷でも、雑菌が入り、汚れの温床になる可能性があります。
ハードタイプとソフトタイプで保管方法が異なります。
*ハードタイプ
ハードタイプは吸水性が高いので、乾燥してしまうと変形します。水中保管し、破損、変形を防ぎましょう。持ち運ぶ際は濡れたティッシュなどに包むと良いです。
*ソフトタイプ
ソフトタイプは吸水によって変形をする素材です。洗浄後は乾燥させ、通気性の良いところで保管してください。着色が着きやすいので、マウスピースをはめたままの飲食は控えるようにしましょう。
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マウスピースは毎日使用すると、どうしても匂いや汚れが目立つことがあります。
マウスピースが汚れる主な理由は、食事やタバコです。食後の食べ残しが残ったままマウスピースを装着すると、マウスピースは汚れてしまいます。マウスピースを装着する前は歯磨きをするようにしましょう。また、色の濃い飲み物(コーヒー、紅茶など)やタバコは着色の原因となります。飲食をしたり、タバコを吸う際はマウスピースは外すようにしましょう。汚れや匂いが気になる方はマウスピース洗浄剤や入れ歯用の洗浄剤の使用をオススメします。
当院では予防処置(定期検診)の際にマウスピースを超音波洗浄にかけたり、状態チェックも行っているので、気になる方は是非使用しているマウスピースをお持ち下さい。
ユナイトみよし歯科 歯科衛生士 Y.K