今回は口腔周囲の筋肉を鍛える
トレーニングについてお話していきたいと思います。
まずはお家でできる『口輪筋』チェック
500mlのペットボトルに女性は100ml、
男性は150mlの水を入れ、
歯を使わないで唇だけでくわえます。
10秒間出来れば大丈夫です。
(成人の方の目安です)
『口輪筋』の鍛え方
(お家にあるもので鍛えられます)
☆直径2.5㎝ぐらいの薄いボタンと
糸(タコ糸、デンタルフロス)
1.ボタンに糸やデンタルフロス
のような細い糸を通して輪に結びます。
2.ボタンを唇の裏(歯の前)に入れ、
唇を閉じておさえます。
3.ボタンが口から飛び出す寸前の程度の力で
糸を前方に引っ張り、そして力をゆるめます。(これを10回繰り返します)
☆風船☆
唇とほほの筋肉を使って
風船をふくらませます。手は、風船を支えるだけで、
風船の口は指で押さえない。息を吸い込むときは鼻から吸い、
風船から空気が漏れないように、
唇でしっかり保持しておきます。
また、100均などで販売している
『吹き出し』と言われるような
オモチャも有効です。
☆空の柔らかめのペットボトル☆
(手でクシャとなるタイプの物)
1.足を肩幅に開いて立ちます。
2.「ホー」っと声を出しながら
息を全部吐き出します。
3.ペットボトルをくわえて
思いっきり息を吸い込みます。(ペットボトルがくしゃっとへこむ状態に)
4.くわえたまま思いっきり息を吐き出します。(ペットボトルが元の形になる状態に)
(1日3セット繰り返します)
<ポイント>
・息を吸い込むときに、
お尻をキュッとしめて唇だけで吸い上げ、
心の中で6~8カウント数えたら、
お尻を緩めて息を吐き出します。
・息を吸うときは、
頬の筋肉を意識してへこませます。
・息を吐くときは、
頬の筋肉をぷうっと膨らませます。
☆リップルトレーナー☆
(写真参照)
当院で販売している器具です。
唇で押えて上下や左右に引き動かす
ようにして使用します。
☆あいうべ体操☆
〈ポイント〉
口を大きく動かすようにします。
お子さんだけでなく、
大人の方にも有効なトレーニングです。
家族で行ってみませんか?
口腔周囲の筋肉を鍛えて
美しい口元にしていきましょう!
ユナイトみよし歯科
歯科衛生士Y.S