自分から進んで血液を提供するボランティアです。
日本には、病気やけがの治療のため、輸血や血液製剤を必要とする方々が、数多くいます。
血液製剤は、健康な方々が自発的に無償で血液を提供する「献血」により作られています。
日本の血液事業は、「献血」によって支えられており、
血液を必要とする多くの患者さんが、
日々救われています。
日本赤十字社は、1952年(昭和27年)4月
その後も、受入れ施設を整備するとともに献血の周知、普及をしています。
日本では、現在、国(厚生労働省)から採血許可を受けている日本赤十字社だけが、
献血の受け入れ実施を行っています。
献血は、全国にある献血ルームや献血バスなどでできます。
三芳町から近いところでは、所沢駅前のプロぺ通りと
アクロスプラザ内の掲示板で日時をご確認いただけます。
献血には、成分献血と全血献血があります。
全血献血は、血液中の全ての成分を献血する方法で、
体内で回復に時間のかかる赤血球は、再び体内に戻す方法です。
採血時間は、全血献血で10~15分程度、
成分献血は、採血量に応じて40~90分程度かかります。
献血可能な年齢と献血の頻度は、以下のように定められています。
成分献血(血漿成分献血)
1回の献血量は、600ml以下(循環血液量の12%以内)
年齢は、18歳から69歳
(1回を血漿成分献血2回分に換算)の合計で24回以内
成分献血(血小板成分献血)
1回の献血量は、600ml以下(循環血液量の12%以内)
年齢は、男性は18歳から69歳
血漿成分献血と合計で24回以内
全血献血(200ml献血)
年齢は、16歳から69歳
男性1200ml以内、女性800ml以内
全血献血(400ml献血)
年齢は、男性は17歳から69歳、女性は18歳から69歳
男性1200ml以内、女性800ml以内
血液(血液製剤)は有効期限が定められており、
不足する分は、日々献血によって確保されています。
最近では、新型コロナウイルス感染症の影響で
必要な血液が不足しがちだそうです。
献血は、たすけ合い、たすけ愛です。
誰かの尊いいのちを救っています。
つづく
三芳町 ユナイトみよし歯科
歯科衛生士 Y.O